たっくんのボードゲーム日記

No.197
髑髏と薔薇
Skull & Roses

プレイ人数:3 - 6
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要





コンポーネントはこれだけ。



各プレイヤーは四角いマットタイル1枚と、丸い4枚のタイルを受け取ります。



裏返すと、こんな風になっていて



マットは表が薔薇、裏がドクロ。
4枚の丸いタイルは3枚が薔薇で1枚がドクロという構成になっている。


丸タイルの表面はデザインがそれぞれ違っていて個性豊か。




最初に、全員マットをドクロの面を上にして自分の前に置きます。




で、スタートプレイヤーから順番に丸タイルをマットの上に1枚置きます。



置くのはドクロでも薔薇でもかまわないのだが
他のプレイヤーに見られないように・・・


これ以降の手番では、マットの上にさらに丸タイルを置くか




チャレンジを選択することができる。

チャレンジというのは、薔薇のタイルだけめくることができると思う枚数を宣言します。

つまりドクロをめくってしまったらアウト。


「2枚でチャレンジ!」とか

そうすると他のプレイヤーは、それより多い枚数をベットすることができる。

「いやいや、俺なら3枚めくるよ」とか

「じゃあ、俺は5枚」とか


で、1番多い枚数をベットしたプレイヤーは、まず自分のタイルを全部オープンにします。



このとき、ドクロが入っていたらもちろんアウト。
自爆というやつである・・


この場合2枚、薔薇をめくることができたので
あと3枚、他のプレイヤーのマットの上のタイルをめくって
ドクロを引かなければチャレンジ成功となる。


3枚目(自分のタイルと合わせて)・・・セーフ




4枚目、薔薇だったのでセーフ




ラスト5枚目。ベットしたのが5枚なので、これが薔薇ならセーフだが



ドクロ!


これでチャレンジ失敗となり、ペナルティとしてチャレンジャーは丸タイルを1枚失います。



※めくられたドクロを置いたプレイヤーがランダムに1枚選択して捨てる


もしチャレンジが成功したら、マットのバラの面を上にします。



薔薇のマットのプレイヤーがチャレンジ成功したら
そのプレイヤーの勝利となります。


つまり、2回チャレンジ成功したら勝ち。

その前に4枚のタイルを全部失ってしまったら負け。


そんなゲーム。





Herve, Marly
プレイ記




COQさん、流さん、JOSSさんと4人プレイ



初手、とりあえず様子見で薔薇を置いてみる。




JOSSさん「じゃあ、チャレンジ3枚で」

俺「パス」

COQさん「スパ」

流さん「パス」


結果は・・・




COQさんのドクロを引いてアウト!

俺「じゃ、JOSSさんペナルティです」

COQさんがJOSSさんの手札を1枚ランダムで引く。

COQさん「ひょっとして、これでもう死に体なんじゃないですか?~(笑」


よし!俺もチャレンジするぞ!!

せーの


ドン!



(T_T



しかも残った手札。(T_T(T_T(T_T




俺「うーん、どうしようかなぁ?・・・」(ブラフ

COQさん「そんなこと言って、悩んだふりして。ホントは死に体なんじゃないですか~?」

ギクッ(^^;


JOSSさん「チャレンジ1枚」

俺「じゃあ、2枚」

COQさん「3枚」


COQさん「じゃあいきますよ」 自分の2枚をめくる




COQさん「うーん・・・」

COQさん「これだ!」 流さんのをめくった


結果




COQさん「うわ~!!」

なかなかチャレンジが成功しない(笑


しかし、めげずにチャレンジするCOQさん





COQさん「よっしゃぁ~」


流さんもCOQさんのワナにはまる



COQさん「ハイ、1枚引きますよ~」


なんかみんなすぐチャレンジするんだけど
調子にのってベット数を増やすとあっという間に痛い目みるな・・



でも結局、COQさんが2回目のチャレンジを成功させて勝ち




所要時間20分くらい



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

いいんじゃない?いいんじゃない?これ、面白いよ。
明らかにブラフより良くできてるし面白い。

最もブラフより優れている点、それは基本的に勝ち抜けのシステムであること。
ブラフでは他のプレイヤーを負けに追い込むことでしか勝利できなかったのだが
この髑髏と薔薇では、より積極的に勝ちを狙うことができる。

そしてそれを阻む壮絶な心理戦。

写真と文字のプレイ記だけでは、そのジレンマというか面白さが
十分に伝わらなかったかもしれない。

少々面倒な確率や平均値のことをインストする必要もないし
プレイアビリティは最高!

ただ、運の要素がほとんどないのでゲームとしてはかなりシビア。
そのシビアさはブラフより上だと思う。

なので、プレイする人は選ぶかもしれない。
それはブラフも同じであったのだが。
まあ、ブラフが面白かった人になら間違いなく勧められる。

ブラフゲームの傑作の1つと言うに十分値する。


JohnnyBet



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