たっくんのボードゲーム日記

No.488
カカオ
Cacao

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


ゲーム全景、タイルを配置していくゲームです。
自分の労働者を表すタイルをカカオ畑タイルや市場タイルに隣接するように配置して、カカオコマを獲得→売却して勝利点を稼ぎます。



プレイヤーごとに持つ労働者タイル。1人1色選びます。


タイルの4辺には労働者の数を表すミープルが描かれています。


各プレイヤーが持つ労働者タイルと、それ以外の共有で利用するタイル(市場やカカオ畑など)は必ず市松模様になるように配置します。
共用のタイルに隣接するタイルの辺に描かれているミープルの数だけ、その共用タイルから効果を得ることができます。


この場合だと、たとえば左下のカカオ畑に赤のプレイヤーの労働者タイルはミープル2人分の辺が隣接してるので、カカオコマを2つ獲得しています。
一方、市場タイルでは、隣接している労働者タイルに描かれているミープルの数だけカカオを売却できます。
市場タイルの中央に書かれている数字はカカオの売却単価で、単価4の市場タイルにミープル2つの辺に隣接させれば4×2=8でカカオを売却できる。

もちろん、売るにはカカオを持っている必要がありますが・・・


畑から収穫したカカオコマは、個人ボードの上に保管しておきます。最大5個まで。


それと、川が描かれていてところどころに点数が書かれています。

最初は−10点からスタートします。




川に置かれたミープルをプラス方向に向かって動かしていきます。当然これも勝利点に加算されます。

どうやって、プラス方向に動かすのかというと、この共用タイル「泉」


このタイルに隣接させて置いた労働者の数だけ川の上に置かれたミープルコマをプラス方向に動かすことができます。


他にも、労働者タイルを隣接させたらすぐに勝利点に結びつくタイルとかもあります。






Phil, Harding

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

うーん、ごく平均的な感じの面白さだったかな。
安心感というか安定感は一定程度あると思うんだけど、特筆しなければと感じるモノはあまりなかった。

たしかに、とっつきやすくはあると思う。欲しいタイルにたくさんミープルを隣接させればいいので非常に分かりやすい。
でもなぁ。。。

どこに置くのが良いのか悩むには悩んだけど、少なくともジレンマじゃなかったように思うし、タイルのめくり運、引き運がかなり強めだし
中〜長期的な見通しも立てづらいし、泉のタイルなんかは重要だと思うんだけど4人プレイで自分の次の手番の人が置くような展開が続くとけっこう厳しい感じだし。

あと、あの市松模様の幾何学的な印象のせいなのか、どうも画一的なプレイ感というか。。
あまり気の利いたひねりみたいなものは感じられなかった。

全体的に軽めの感じなのは良いんだけど、その割にはいろいろコンポーネントが多めかな。
もう少しスリムにまとめられるような気がする。

話題になってたので、興味津々だったんだけどちょっと合わないかも。

2015/09/16


JohnnyBet



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