BGAに登場「ヴェローナ・ツイスト」ルール紹介&感想

BGAに2人用推理系ボードゲーム「ヴェローナ・ツイスト」(Verona Twist)が登場しました。

今回はゲームの遊び方・ルールを紹介します。

ゲームの概要

「ヴェローナ・ツイスト」はナースとカプレット、2人の知恵くらべ…

ナースは、恋人同士が誰と誰なのか見つからないようにするのが目的

カプレットは、制限時間内に恋人同士を見つけるのが目的

担当するキャラによってゲームの目的が変わります。

  • デザイナー:József Dorsonczky
  • イラストレーター:Lázár Aurél
  • パブリッシャー:Mind Fitness Games
  • プレイ人数:2人専用
  • プレイ時間:約30分
  • ルール難易度:2/5
  • 戦略要素:4/5
  • 運の要素:0/5

ゲームの準備

プレイヤーのひとりがナースになり、もうひとりがカプレットになります。

2人の間にゲームボードを置きます。

ナースは、6人のキャラクター駒を受け取ります。そしてボード上の最低1マスは動くことができる任意のマスにこの6つの駒を配置します。

ナースは、6人のキャラクターカードを受け取り、誰と誰がロミオとジュリエット(恋人同士)なのかを決め、その2枚のキャラクターカードを裏向きにして、自分の前に置きます。(残りのキャラクターカードは箱の中に戻します)。

恋人同士の組み合わせパターンを示す15枚のカード(ここでは、15リストと呼びます)をゲームボードの横に並べます。

残りラウンド数を示すカレンダータイルを7が上になる様に1~7の順番に重ねておきます。

ラウンドの流れ

各ラウンド、以下の2つのフェイズを行います。

第1フェイズ:キャラクター駒の移動

ボード上に配置された6人のキャラクター駒は、1ラウンドに一回必ず動かさなければなりません。

カプレットが先に6人の駒の中から一つを選び動かします。動かし終わった駒は、移動済みであることが分かる様に裏向けにします。

今度はナースが残りの駒の中から1つを選び動かします。そして再びカプレットが残りの駒を動かします。全ての駒(6つ)の移動が終了するまで行います。

6人のキャラクター駒の動かし方

6人の駒には、それぞれ移動できる方向が決まっています。

<プリンセス>

縦横斜め全ての方向に何マスでも動かすことができます。ただし他の駒を飛び越えることはできません。

<プリンス>

縦横斜め全ての方向に一マス動かすことができます。

<ノーブル>

縦横の方向に何マスでも動かすことができます。ただし他の駒を飛び越えることはできません。

<サーバント>

縦横の方向に一マス動かすことができます。

<ビショップ>

ナナメ方向に何マスでも動かすことができます。ただし他の駒を飛び越えることはできません。

<フライヤー>

縦横斜め各列の駒を飛び越した先のマスに動かすことことができます。

第2フェイズ:ナースの報告

移動フェイズが終わったら、第2フェイズ「ナースの報告」に移ります。

ナースは、移動が終わった6人の駒の配置を見て、「恋人同士」の駒が「同じエリア」にいるか「別々のエリア」にいるかカプレットに報告しなければなりません。

<ボード上のエリアについて>
ボードは、内側エリア(6マス)と外側のエリア(14マス)の2つのエリアに分かれています(それぞれのエリアでマスの色が違うので簡単に区別がつきます)。

カプレットは、ナースの報告を受けて、恋人同士の可能性が無くなった15リストカードを取り除きます。(ボードゲームアリーナでは、自動で取り除いてくれるので楽チンです)

その後、15リストカードが複数毎残っている場合は、次のラウンドに進みます。

ゲームの終了条件

ラウンド終了時に、15リストが残り1枚になれば(恋人同士を見つけた)、カプレットの勝利です。

7ラウンド経過後、複数の15リストが残っていた(恋人同士を断定されなかった)らナースの勝利です。

まとめと感想

今回は、ボードゲームアリーナに新しく登場した「ベローナ・ツイスト」を紹介しました。

「ナースは如何に15リストを残せるように駒を動かせるか」

「カプレットは、15リストを除去できるように駒を動かすか」

駒の移動が勝敗の鍵を握っています。

これは個人的な感想ですが…

初心者同士の戦いだと、カプレットが有利のように感じました。

面白いゲームなので、是非皆さんも一度遊んでみて下さいね💖

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