ボードゲームアリーナに登場「ラマ」日本語ルール紹介

今回はボードゲームアリーナに登場した「ラマ」の日本語ルールを紹介します。

ゲームの概要

ボードゲーム界の巨匠「ライナー・クニツィア」先生らしいシンプルなルールながらシステマティックで切れ味のあるカードゲームです。

  • デザイナー:Reiner Knizia
  • イラストレーター:Rey Sommerkamp, Barbara Spelger, Tomasz Samojlik
  • メーカー:AMIGO
  • プレイ人数:2~6人
  • プレイ時間:約10分
  • ルールの難易度:1/5
  • 戦略の要素:3/5
  • 運の要素:3/5

ゲームの目的&勝利条件

ひとりのプレイヤーがマイナス40点に達した時、一番マイナス点が少ないプレイヤーが勝利します。

ゲームのコンポーネント

・カード56枚(1から6&ラマカード各8枚)

・70マーカー(黒20個(マイナス10点)・白50個(マイナス1点))

ゲームの準備

  • 全てのカードをシャッフルし、裏向けに各プレイヤーに6枚ずつ配ります。
  • 残りのカードはテーブルの中央に裏向きのまま山札にします。
  • 山札から1枚めくり、その横に配置し最初の捨て札とします。
  • 全てのマーカーをテーブルの上に置いておきます。
  • 一番若いプレイヤーが最初のスタートプレイヤーになります。
  • 各プレイヤーの順番は、スタートプレイヤーから時計回りに進みます。

ゲームの遊び方(手順)

自分の手番になったら、以下の3つのアクションからひとつを選んで必ず実行しなければなりません。

<アクション>

  • 捨て札置き場にカードを1枚出す。
  • 山札から1枚カードを引き手札に加える。
  • そのラウンドを降りる

アクション1:カードをプレイする

自分の手札からカードを1枚プレイ(捨てる)ことができます。ただし、捨て札の山の一番上のカードによって以下の通りプレイできるカードが変わります。

(プレイできるカード)

  • 捨て札と同じ数字のカード又は捨て札の数字プラス1のカード。
  • ラマカードは、6又はラマカードが捨て札の時にプレイできます。
  • 捨て札がラマカードの時は、ラマカード又は数字の1カードをプレイできます。

アクション2:山札からカードを引く

プレイできるカードが手札になかった時は、山札からカードを1枚引き手札に加えます。

【注意】山札のカードがなくなった場合、新しく山札をつくることはできませんので、アクション2はできなくなります。

アクション3:ラウンドを降りる

もし、プレイできるカードが無い又はこれ以上プレイを続けたくない場合、プレイヤーはそのラウンドを降りることができます。

降りる場合は、他のプレイヤーに降りることを宣言し、現在の持っている手札を裏向きにして自分の前に置きます。

ラウンドの終了

以下のいずれかの条件になったら、直ちにそのラウンドは終了し得点計算を行います。

  • プレイヤーのひとりが全ての手札を出し切った
  • すべてのプレイヤーがそのラウンドから降りた

(プレイヤーがひとりになった時のラウンド進行について)

自分以外のプレイヤーが全て降りて、一人になった場合プレイを続けることができますが、山札を引くことはできなくなります。手持ちのカードをプレイして、これ以上捨てられるカードが無くなったら、そのラウンドは終了します。

得点計算の方法

手札に残ったカードは全てマイナス得点となります。そしてマイナス得点に応じたマーカーを受け取ります。

カードに描かれた数字がマイナス得点、ラマカードはマイナス10点となります。

ただし、同じ数字のカードが、複数枚あった時は、1枚としてカウントできます。

(例:4のカード3枚の時は、マイナス4点×3枚ではなく、マイナス4点×1枚としてカウント)

得点計算に応じ、マイナスマーカーを受け取ります。(白マーカーはマイナス1点・黒マーカーはマイナス10点)

マイナスカードの返却

そのラウンドで一番先に全ての手札を出し切ったプレイヤーは、自分の手元にあるマーカーをひとつ返却することができます。

白マーカーでも黒マーカーでも返却できますが、両方持っている場合は、当然黒マーカー(マイナス10点)を返却しましょう。

自分の手持ちのマーカーはいつでも両替できます(白マーカー10個=黒マーカー1個と両替)。

ゲームの終了条件

新しいゲームのラウンドは、プレイヤーの誰かがマイナス40点になるまで続きます。

マイナス40点に達したプレイヤーがひとりでたら、ゲームは終了します。

その時、もっともマイナス得点の少ないプレイヤーが勝利します。

まとめと感想

ゲームのルールは以上です。とっても簡単ですね!

さすがは、2019年ドイツゲーム大賞ノミネート作品。降りるタイミングが悩ましく、そのジレンマが楽しいゲームですね!

かなり面白いゲームですので、是非皆様も、BGAでプレイしてみて下さい。

ボードゲームアリーナ「ラマ」のページはこちらから

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