フォー・セール

For Sale

BGAでプレイ
訳語は個人で訳したもので、実際のゲームと異なる場合があります。このゲームはプレミアム会員のみがテーブルを立てることができます。

ゲーム画面


目的

このゲームは前半と後半に分かれています。前半では価値の高い不動産をなるべく少ないお金で購入することを目指します。後半では、購入した不動産を売却してお金をたくさん稼ぐことを目指します。ゲーム終了時に所持金が最も多いプレイヤーが勝者です。
-以下、フレーバーテキスト(公式より引用)

ある人にとっての宮殿は、別のある人にっては段ボール箱だったり(あるいはRV車だったり、ツリーハウスだったり、イグルーだったり、摩天楼だったり)するものです。これは短時間の中で競りとハッタリを駆使し、財を成すのを目指すゲームです。不動産をいかに買うかではなく、いかに売りさばくかが勝敗を分けます。前半には賢くお金をやりくりして不動産を購入し、後半はライバルたちの裏をかいて、それを高値で売りさばくのです。最も裕福になったプレイヤーが勝者です。

このゲームで使うもの

不動産カード30枚(1~30の番号が1枚ずつ)

資金カード30枚($0~$15,000まで$1,000刻みで各2枚ずつ)

$1000コイン

セットアップ

1.
プレイ人数に応じて以下の枚数のカードがランダムに取り除かれます。カッコ内の数字は使用されるカード枚数です。
プレイ人数 不動産カード 資金カード
3 6枚(24) 6枚(24)
4 2枚(28) 2枚(28)
5,6 0枚(すべて) 0枚(すべて)
2.
不動産カード、資金カードが種類ごとにシャッフルされ、それぞれ裏向きで山札が作られます。なお、資金カードは後半戦で使います。
3.
プレイ人数に応じて、各プレイヤーに以下のようにコインが配られます。
プレイ人数 $1,000コイン
3~4人 18枚
5~6人 14枚

プレイ

フェイズ1: 不動産の購入

プレイヤー人数と同じ枚数の不動産カードが山札から引かれ、表向きに並べられます。例えば、4人プレイの場合には4枚の不動産カードが表向きに置かれます。
ここで表向きに置かれた不動産カードすべてが競りにかけられ、最終的には全員が不動産カードを獲得することになります。
まず、スタートプレイヤーが手持ちのコインを出すことで任意の金額を提示します。以降のプレイヤーは、手番順に従って、「応札する(金額の吊り上げ)」か「パスをする」かを選択しなければなりません。
応札する
応札する場合には、その時点で提示されている最高額を上回るように手持ちからコインを出して任意の金額を提示しなければなりません。
パス
パスをする場合は、表向きに並べられているカードの中から最も価値の低い不動産カード1枚を取ります。そして、自身が提示していた金額の半額分のコインを手持ちに戻します($1,000未満を切捨てとするか切り上げとするかはテーブルオプションの設定によります)。残りのコインはゲームから取り除かれます。
誰か1人を除くすべてのプレイヤーがパスをしたら競りは終了します。残った1人のプレイヤーは最も価値の高い不動産カードを取ります。ただし、自身が提示していたコインは手持ちに戻ることなく、すべてゲームから取り除かれます。
なお、1回も入札せずにパスをすることで、その時点で並べられているカードのうち最も価値の低い不動産カードを無料で獲得することもできます。
  • $1,000未満を切捨てとする場合の例
それまでに$3,000を提示していたプレイヤーがパスをした場合、その時点で残っている最も低い価値の不動産カード1枚を取り、$1,000を手持ちに戻します。そして、$2,000のコインはゲームから取り除かれます。
新たな競り
獲得した不動産カードは各自の手元に裏向きで伏せられます。
最も価値の高い不動産カードを取ったプレイヤーが次の競りにおけるスタートプレイヤーとなります。そして、同様にして新たな競りを開始します。
不動産カードがすべて取られるまで、これを繰り返します。
すべての不動産カードが獲得されたら「フェイズ1: 不動産の購入」は終了します。残ったコインはゲーム終了時の勝利点に関わるためそのままにしておきます。
補足
手持ちのコイン、獲得した不動産カードの内容は他のプレイヤーから確認することができません。

フェイズ2: 不動産の売却

このフェイズでは不動産を売却して資金を稼ぎます!
プレイヤー人数と同じ枚数の資金カードが山札から引かれて表向きに並べられます。
次に、各プレイヤーは「フェイズ1」で獲得した不動産カードから任意の1枚を裏向きにして伏せます。
全員が1枚の不動産カードを伏せたら、これらが一斉に公開されます。最も価値の高い不動産カードを出したプレイヤーが最も価値の高い資金カード1枚を取ります。そして、出した不動産カードを捨て札にします。
2番目に価値の高い不動産カードを出したプレイヤーは残りの資金カードの中で最も価値の高い1枚を取り、出した不動産カードを捨て札にします。同様にして、資金カードが無くなるまでこれを繰り返します。
すべての資金カードが取られたら新たな資金カードが同様に並べられます。
資金カードの山札が尽きるまでこれを繰り返し行います。
各プレイヤーの出した不動産カードの数値順に、値が大きい資金カードを取っていきます。
赤のプレイヤーは最も大きい「29」の不動産カードを出していたので、最も値の大きい$15の資金カードを取りました。
その後も不動産カードの数字順に資金カードを取ります。

ゲーム終了

資金カードの山札が尽きたらゲームが終了します。
各自が獲得した資金カードと手元に残していたコインを合計し、合計所持金額が最も多いプレイヤーが勝者です。
同点の場合には残していたコインの合計金額が多いプレイヤーが上位となります。
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最終更新:2019年10月03日 17:29