おはようございます。せいたかです。今回は駒がめちゃくちゃ可愛い上にパズルも楽しいゲームを紹介します。
ゲーム概要
上手くやりくりしてチョコレートを作っていく
こんな感じで石炭と設備を上手くやりくりしてチョコレートを作っていきます。
チョコレートの加工は基本的に以下の順番です。
カカオ→ココア→板チョコ→包装済チョコ→箱入チョコ
チョコの加工は設備を使うと行えます。設備の稼働には石炭が必要ですがこの石炭が足りない足りない。。
どの設備を動かしてどの設備は諦めるかの取捨選択が重要になってきます。
毎ラウンドドラフトする
毎ラウンド新たな設備と従業員をドラフトして決めます。
設備は工場の空きスペースや既存の設備と置き換えて置けます。設備毎に様々変換ができます。
従業員は能力を持っていますがラウンド終了時に捨て札になる使い捨てのカードです。
これらを上手く組み合わせてチョコレートを作っていきます。
納入は全員共通のデパートと個人的にある路面店の2種類
できたチョコは納入する事でお金に変えれます。全員共通のデパートと個人的に持っている路面店と2種類の納入先があります。
デパートは5種類あり、ゲーム終了時に各デパートに納入した数の順位に応じてお金が貰えふマジョリティ争いをします。
路面店は個人的に持っているカードで指定のチョコを納入するとお金が貰えるミッション的な位置付けです。
最終的にお金を1番稼いだ人の勝ちです。
ソロ要素とインタラクション両方を兼ね備えているゲーム
このように、工場内は完全にソロプレイですが設備や従業員でのドラフトやデパート納入のマジョリティ争いと他人との駆け引きも十分あります。個人的にはパズル要素が強めな工場内の変換は黙々とやれる点が気に入っています。
ゲーム情報
ゲーム名:チョコレートファクトリー
プレイ人数:1人~4人
プレイ時間:45分~90分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★★(max5)
終了条件
1週間(6ラウンド)で終了
ラウンドの流れ
- 石炭の獲得
- カードの獲得
- 生産
- 納入
- 次のラウンドの準備
の流れで進みます。
1.石炭獲得
ボードに書いてある数石炭を獲得します。
ラウンドが進むにつれて増えていきます。
2.カードの獲得
このラウンドで使う従業員カードと新たに工場内配置できる設備カードをドラフトで選びます。場に出ているカードからカタン方式で取っていきます。
設備と従業員は公開してありその中から順番に選びます。
1番の人→2番の人→‥‥最後の人→最後の人→‥‥→2番の人→1番の人
といった感じに設備か従業員のカードの束をとっていきます。
カードの束の分け方はプレイ人数によって変わります。また受け取った束から各1枚選び残りは捨てます。
従業員カード
このラウンドのみ使える能力を持ったカードです。従業員カードはラウンド終了時捨札になります。単純に燃料貰えるカードやデパートへの納入した時にボーナスが貰えるもの、1回余分にコンベアを回せるカードなど様々な能力があります。
設備カード
チョコを加工できるカードです。設備は工場の好きな場所に配置できます。効果を使う際には石炭が必要になります。
3.生産フェイズ
3回コンベアを稼働させます。以下の流れでコンベアを稼働していきます。
- コンベアの押し出し
- 燃料を使い設備を稼働
この流れを3回行ったら次は出荷です。
1.コンベアの押し出し
カカオを乗せたコンベアを1マス推し進めます。この時工場外に出たコンベアに乗っていたチョコレートは倉庫に行きます。
2.燃料を使い設備を稼働
設備カードに書かれている燃料を使い設備の能力を使えます。初期の設備の効果を説明します。
左から順に紹介します。
- 焙煎
燃料を1つ使いカカオをココアに変えます。
- 加工
燃料を1つ使い駒を一つ上のコマにアップグレードします。
- 出荷
通常工場外に押し出されたチョコしか倉庫に開けませんが、出荷装置を使えば即座に倉庫へ出荷可能です。
1ラウンド目の動きはこんな感じになります。1例です。
また、石炭が足りない場合、倉庫にあるチョコ駒で代用することも可能です。
4.納入
倉庫にあるチョコレートを納入することができます。納入先は主に2つあります。納入で貰ったお金は共通ボードのお金トラックで管理します。ちなみにこのゲームはお金は単なる得点で使うことはできません。
デパート
5種類あります。全員共通の納入先です。ゲーム終了時各デパート毎の順位に応じて点数が貰えます。
また、ドラフトで選んだ従業員カードに書かれたデパートにしか納入できません。
そのため、従業員カードは能力とデパート両方を考えて選ぶ必要があります。
またゲーム終了時に納入できたデパートの種類数に応じてボーナスも貰えます。
路面店カード
個人ボードの上に大中小1枚ずつあります。書かれたチョコを納入することで書かれているお金を貰えます。この時複数列書いてある場合は下から順に納入する必要があります。路面店カードは全ての列を納入完了するとラウンド終了時に新たな路面店カードを貰えます。
また、ゲーム終了時に納入完了した枚数が1番多い人はボーナスを貰えます。
5.次のラウンドの準備
以下を行います。
- 倉庫に貯めるチョコの決定
- 使用した従業員を捨て札にする
- 達成した分の路面店カードの補充
- スタートプレイヤーの移動
チョコ駒は次のラウンドへは2つまでしか取っておけません。余った分は石炭に変更します。またスタートプレイヤーを左の人へ渡します。
勝利条件
6ラウンド終了時、1番お金を稼いでいた人の勝利です。
感想
チョコの変換のパズル要素が楽しい-good
チョコレートを需要に合わせて上手いこと変換していくのがとても楽しいです。また、工場内の変換は完全にソロです。そのため誰にも邪魔をされず黙々とチョコを生産していけます^ ^
ドラフト・デパートでの他人との絡みも楽しい-good
毎ラウンドある従業員と設備のドラフトがかなり重要になってきます。その理由として1番大きいのは、従業員は能力だけでなくそのラウンドで納入できるデパートも指定するためです。デパートへの納入は大きな得点源のためそのラウンドにどこに納入できるかが決まるドラフトはかなり重要です。加えて設備も自分の工場と相性が良かったり、自分の工場の生産が苦手なチョコを作りやすくしたりと設備選びもまた大切です。
エンジンビルド系の後半効果が多すぎるのが抑えられている-good
従業員カードが使い捨てのため、エンジンビルド系にありがちな後半能力もりもりでややこしくなっていくのを軽減出来ています。そのためラウンドが進むに従って増えていくのは設備カード1枚のみです。
4人だと先行有利感が強い-bad
このゲームは6ラウンドします。そして順番にスタートプレイヤーが回ってきます。
2人プレイと3人プレイは、平等にスタートプレイヤーが回ってきますが、4人プレイは1人だけスタートプレイヤーが多いです。しかも多いのが最後の1番大切なラウンドなので結構有利になってしまう印象があります。
特化戦術は取りにくい-bad
このゲームは、同じチョコを量産するだけで勝つことは難しいシステムになっています。
デパートは順位が得点なので進め過ぎても意味ないですし、路面店もランダムに出るので特化したやつが出るかは分かりません。
そのため、色んなチョコレートを柔軟に作る必要があると感じました〜
めちゃくちゃやり込んでるわけではないので間違ってる可能性はありますが、今のところの印象です。
まとめ
他人との絡みはあるもののメインのチョコの変換は完全ソロのためインタラクション強めのゲームが好きな人には向かないと思います。
自分はパズル部分は完全ソロで得点レースやカードドラフトはインタラクションがある感じがメリハリが効いてていいと思いました!また、チョコの変換は慣れてきたら同時進行も可能でプレイ時間の短縮も狙えます。
また、デパートでの得点レースに従業員が絡んでるルールが結構プレイにジレンマを産んでいて好印象でした。複数のデパートに納入すると貰えるボーナスが結構大きいため、従業員はこの能力がいいけどデパートはこっちがいいと言ったシチュエーションが生まれます。
見た目が可愛くパズルが楽しいため、お気に入りのゲームです。
番外編
収納はダイソーのケースがぴったりでした。
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seitakanoppomemo.hatenablog.com