【ボードゲームアリーナ ルール解説 ダイナソー・ティーパーティー(Dinosaur Tea Party)】お客様はおしゃれな恐竜?恐竜たちのお茶会推理ゲーム

BGAルール解説

どうも。

今回は、ボードゲームアリーナで遊べる恐竜たちのお茶会推理ゲーム『ダイナソー・ティーパーティー』のルールを解説していきます。推理ゲームといっても、どんどん選択肢を減らすだけの消去法で推理できる簡単なルールなので、ぜひ一度遊んでみてください。

ゲームの概要

・ダイナソー・ティーパーティーはどんなゲーム?

ダイナソー・ティーパーティーは、他の参加者の名前を忘れてしまったまま、豪華なお茶会に参加してしまった恐竜となり、他のお客さんの名前を当てる推理ゲームです。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:3~5人   プレイ時間:16分
難易度:1   戦略:1   運:2   やり取り:4   (全5段階)

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

ダイナソー・ティーパーティーのデザイナーは、ロブ・ダヴィオー氏、ジャスティン・D・ジェイコブソン氏です。他にも、BGAで遊べる『ダウンフォース』のように2人でデザインしたゲームが数多くあります。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

誰か1人のプレイヤーが名前を当てた時にもらえる角砂糖トークンを3個集めるとゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。

・ゲームの準備

この準備はBGAでは自動で行われます。20枚ある恐竜カードを場に並べ、その内3枚に癖の特徴をランダムに付けます。そして各プレイヤーは、個人の恐竜カードを1枚受け取ります。

●恐竜カードの特徴

恐竜カードにはそれぞれ特徴があります。特徴は以下の通りです。

①お茶を飲んでいる/食事をしている(または飲食していない)
②キバがある/トゲがある/シッポがある(またはどれもない)
③帽子/メガネ/宝石/バラの装飾(またはどれもない)
④ペットがいる(またはいない)
⑤斑点模様/縞模様(またはどれもない)
⑥緑の部屋にいる/紫の部屋にいる/オレンジの部屋にいる

例えば上の恐竜カードの場合、特徴は、

①お茶を飲んでいる
②キバとトゲがある
③装飾品は何もない
④ペットがいる
⑤縞模様
⑥紫の部屋にいる

さらにランダムな3枚の恐竜カードには、3つの癖が追加されます。

①”Always says NO”
特徴があるかどうか尋ねられた時に、その特徴があっても「ない」と答えます。

②”Always lies”
特徴があるかどうか尋ねられた時に、必ず反対の答えを出します。特徴がある時には「ない」答え、特徴がない時には「ある」と答えます。

③”Switches answers”
特徴があるかどうか尋ねられた時に、あるかどうか関わらず、「ある」と「ない」を交互に答えます。

・ゲームの流れ

プレイヤーは、2つのアクションの内1つを行います。

1.他のプレイヤーの恐竜の特徴を尋ねる
2.他のプレイヤーの名前を推測する

1.他のプレイヤーの恐竜の特徴を尋ねる

誰か1人のプレイヤーを選び、特徴を1つあるかないか質問することができます。質問されたプレイヤーは自動で正直にその特徴があるかどうかを答えます。その特徴があった場合はアイコンにチェックマークが付き、なかった場合はバツマークが付きます。

操作は、他のプレイヤーの名前の下にある、特徴アイコンをクリックします。

なお、チェックマークが付いた場合は、手番を続けることができます。同じプレイヤーに質問してもいいですし、他のプレイヤーに質問することも可能で、推測も行うことができます。バツマークが付いた場合は、次のプレイヤーに手番が移ります。

ただこの質問をして、チェックマークやバツマークが付いたとしても、癖持ちの恐竜だった場合は反対の答えや関係ない答え方をしてくるので、癖持ちの恐竜の可能性も見極めることが重要です。

2.他のプレイヤーの名前を推測する

質問を繰り返していくと、だんだん恐竜カードの目星は絞られていきます。その時は、他のプレイヤーの恐竜カードの名前を推測し、言い当てましょう。名前を当てることができれば、場の恐竜カードを裏返し、角砂糖トークンを1個獲得します。そして、当てられたプレイヤーはその恐竜カードを捨て、新しい恐竜カードを1枚引きます。

間違った場合は、手番が終了します。名前を間違えたことは、タイムラインに流れてしまうので、場合によっては他のプレイヤーにヒントを与えることになってしまうので注意が必要です。

操作は、名前を推測したいプレイヤー名の下にある「推測する」を選択した後、場にある推測する名前の恐竜カードを選びます。

以上のアクションを繰り返し、誰か1人のプレイヤーが角砂糖トークンを3個獲得した時点でゲームが終了し、そのプレイヤーの勝利となります。

・追加ルール

追加ルールには、「賢い遊び」があります。このルールを適用すると、特徴がなかった場合にバツマークが付かなくなります。そのため、メモを取るか、覚えておく必要があるので、より推理が難しくなります。

・恐竜カード一覧

恐竜カードは全20種類あります。カードは以下の通りです。

名前:AMELIA
①お茶を飲んでいる ②トゲがある ③帽子/宝石/バラの装飾がある ④ペットはいない ⑤模様はない ⑥緑の部屋にいる

名前:BEATRICE
①お茶を飲んでいる ②キバ/トゲ/シッポはない ③帽子/メガネ/バラの装飾がある ④ペットがいる ⑤模様はない ⑥紫の部屋にいる

名前:CARLTON
①お茶を飲んでいる ②キバ/トゲがある ③装飾はない ④ペットがいる ⑤縞模様 ⑥紫の部屋にいる

名前:DENNIS
①お茶を飲んでいる ②キバがある ③帽子/メガネ/バラの装飾がある ④ペットはいない ⑤模様はない ⑥紫の部屋にいる

名前:ELEANOR
①お茶を飲み食事もしている ②キバ/トゲ/シッポはない ③帽子/宝石/バラの装飾がある ④ペットはいない ⑤模様はない ⑥緑の部屋にいる

名前:GERALD
①食事をしている ②キバがある ③帽子がある ④ペットはいない ⑤模様はない ⑥緑の部屋にいる

名前:HARRIET
①お茶を飲み食事もしている ②トゲがある ③宝石がある ④ペットはいない ⑤斑点模様 ⑥紫の部屋にいる

名前:JEANNINE
①食事をしている ②キバ/トゲ/シッポはない ③帽子/宝石がある ④ペットがいる ⑤模様はない ⑥紫の部屋にいる

名前:KENNETH
①食事をしている ②キバ/トゲ/シッポはない ③バラの装飾がある ④ペットはいない ⑤模様はない ⑥紫の部屋にいる

名前:LLOYD
①お茶を飲み食事もしている ②キバ/シッポがある ③装飾はない ④ペットはいない ⑤縞模様 ⑥緑の部屋にいる

名前:NIGEL
①食事をしている ②キバ/トゲ/シッポがある ③帽子がある ④ペットはいない ⑤縞模様 ⑥緑の部屋にいる

名前:QUINTON
①食事をしている ②キバ/トゲ/シッポはない ③メガネ/宝石がある ④ペットがいる ⑤縞模様 ⑥オレンジの部屋にいる

名前:REGINALD
①食事をしている ②トゲ/シッポがある ③メガネがある ④ペットはいない ⑤縞模様 ⑥オレンジの部屋にいる

名前:SEBASTIAN
①食事をしている ②キバ/トゲ/シッポがある ③帽子がある ④ペットがいる ⑤模様はない ⑥オレンジの部屋にいる

名前:TABITHA
①お茶を飲んでいる ②キバがある ③帽子/メガネ/宝石/バラの装飾がある ④ペットはいない ⑤模様はない ⑥緑の部屋にいる

名前:ULYSSES
①飲食はしていない ②キバ/トゲ/シッポはない ③帽子/メガネがある ④ペットはいない ⑤斑点模様 ⑥緑の部屋にいる

名前:VINCENT
①お茶を飲んでいる ②キバがある ③帽子/メガネがある ④ペットはいない ⑤斑点模様 ⑥オレンジの部屋にいる

名前:WINSTON
①飲食はしていない ②トゲ/シッポがある ③帽子/宝石/バラの装飾がある ④ペットはいない ⑤斑点模様 ⑥オレンジの部屋にいる

名前:XAVIER
①お茶を飲んでいる ②キバ/トゲ/シッポがある ③帽子がある ④ペットはいない ⑤縞模様 ⑥オレンジの部屋にいる

名前:YORICK
①お茶を飲んでいる ②キバがある ③バラの装飾がある ④ペットはいない ⑤模様はない ⑥緑の部屋にいる

このゲームを遊んでみて

最後は大抵、2分の1の勝負になります。2枚までは絞れるのですが、その2枚について質問するよりかは、推測した方が早いです。そこで言い当てることができればいいのですが、間違えれば次のプレイヤーに取られてしまいます。最後は運次第なところもありますね。あと、癖持ちのカードを持った時は楽しいです。相手が「これだ!」と自信満々に言ったカードが違うとなった時は、面白くなります(笑)。

おしゃれな恐竜たちが集う、お茶会推理ゲーム『ダイナソー・ティーパーティー』、ぜひ一度遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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