【ボードゲームアリーナ ルール解説 カラーポップ(Color Pop)】落ちゲー×人狼?最後までわからないパズルゲーム

BGAルール解説

どうも。

今回は、テトリスやぷよぷよのような落ちゲーと、人狼ゲームのような正体隠蔽ゲームを掛け合わせたボードゲームアリーナで遊べるゲーム『カラーポップ』を紹介していきます。結果発表までどっちが勝ったかわからず、もしかしたら自分が相手を有利にしてしまっているかもしれないというドキドキ感を味わうことができます。

ゲームの概要

・カラーポップはどんなゲーム?

カラーポップは、自分の指定された色のコマをボード上からなくしていくパズルゲームです。しかし、自分の色は自分にしかわからなくなっているので、もしかしたら相手の手助けをしているかもしれません。ゲームの詳細は以下の通りです。

プレイ人数:2~5人   プレイ時間:6分
難易度:1   戦略:4   運:1   やり取り:2   (全5段階)

※BGAより参照

・デザイナーの紹介

カラーポップのデザイナーはライオネル・ボーグ氏です。カラーポップはフランスならではのおしゃれな見た目ですね。

ゲームのルール

・ゲームの勝利/終了条件

ボード上のコマが取れなくなったらゲームが終了し、ボード上に自分の色のコマが少ないプレイヤーの勝利となります。後述にもありますが、同点のプレイヤーがいた場合は、自分の色を自分で取った数が少ないプレイヤーの勝利となります。

・ゲームの準備

この準備はBGAでは自動で行われます。10×10のマスがあるボードに各色(緑・青・黄・桃・橙・白)のコマをランダムに配置します。コマの数は白のみ5個で残りは19個ずつあります。

そして、自分のコマの色が指定されます。指定された色は自分の名前の下に表示されます。この指定された色は相手と同じ色になることはありません。

・ゲームの流れ

各プレイヤーは、コマを取るアクションを行います。コマの取り方はいくつかのルールがあります。

縦横に隣接する同じ色のコマを2つ以上取る必要があります。斜めのコマや1個だけコマを取るということはできません。また、隣接している同じ色のコマはすべて取る必要があります。操作は取りたいコマを選択した後に上の「ポップの選択」をクリックします。

また、白色のコマはワイルドコマとなり、隣接するどのコマとも一緒に取ることができます。白色のコマにより、隣接するコマの幅を広げることもできます。

また、コマを取ることにより空きが生じますが、その分は上のコマが下がってきます。
ゲームが進むと、ボードの縦の列がなくなります。空いた部分は中心によせるようにスライドします。
上の画像では、青色のコマを取ることにより空きができ、その分右側にあるコマの列が中心にスライドします。

コマを取り合い、同じ色で隣接するコマがなくなり、コマが取れなくなるとゲームが終了し、得点計算となります。

・得点計算

得点は自分の色のコマが、どれだけ取られているかで決まります。つまり、ボード上に自分の色のコマが少ないプレイヤーの勝利となります。
同点のプレイヤーがいた場合は、自分の色のコマを自分で取った数の少ないプレイヤーの勝利となります。つまり、自分の色のコマをいかに相手に取らせるか、ということになります。

このゲームを遊んでみて

いかに自分の色のコマを相手に悟られないかが肝になります。自分の色のコマをどんどん取ると相手にばれてしまいますし、かといって取らないでいると勝てません。
また、結局は自分の色のコマをなくすことで勝てるので、先読みして自分の色のコマを多くとれるように崩していく必要があります。ただあからさまに崩していくと、相手に自分の色がばれてしまうので、相手に悟られないようにコマを取るのがこのゲームの奥深い点です。
ちなみに、2人プレイ専用の追加ルールとして、自分の色が2色になるルールもあります。

ゲームが終了するころに「え⁉この色だったの?」というように、うまく相手を騙すことができるととても楽しいです。ちょっと変わったパズルゲームがしたい方におすすめのゲームです。ぜひ遊んでみてください。

それでは、また次の記事で。

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