伝説的謎ボードゲームの1つ「フラックス(FLUXX)」の紹介とレビューになります。
「フラックス(FLUXX)」というゲームがどんなゲームなのか、簡単に紹介していこうと思います。
↓プレイすると首をかしげること間違いなし(笑)
FLUXX(フラックス)ルール紹介
ざっくりと紹介します。
3~5人プレイが可能なゲームです。
プレイ時間は大きくばらつきがあり、運がよければ1分で終了。
ゲームがカオス化すると30分だっても終わらないです。
勝利条件の書かれた「目的カード」
勝利条件を満たすための「アイテムカード」
ルールを変更できる「ルールカード」
特殊効果を使える「アクションカード」
これら4種類のカードを駆使して戦っていきます。
ゲームの勝利条件は簡単です。
場に「目的カード」という名の、勝利条件カードが置かれます。
例えば、「時は金なり」という目的カード。
これは「時計」と「お金」のアイテムをプレイすることで目的達成となるカードです。
この「目的カード」に書かれたカードを場に出すことを、全プレイヤーは目指します。
プレイヤーに手札3枚からスタートします。
各プレイヤーは山札からカードを1枚引いて、手札から1枚場にプレイします。
例えば、「時計」だったり「お金」だったりをプレイします。
そして、目的カードに合致する複数枚のアイテムカードを場にプレイした時点でそのプレイヤーの勝利となります。
アクションカードもあり、例えば相手のアイテムカードを奪うことなどが出来ます。
ここまでだと簡単なゲームですね。。。
これが基本的なルールです。
しかし、このゲームの謎ゲー要素はここから始まります。
まず、このゲームは勝利条件である目的カードは簡単に変更されます。
手札から「目的カード」を場に出すと、場に置いてあった「目的カード」が上書きされてしまいます。
場の目的カード「時は金なり」用に「時計」と「お金」を集めようとしていたら、目的カードが別のカードに変わってしまい、全く狙い通りに行かない、などは日常茶飯事です。
更にカオスなのが、このゲームは、ゲーム中に基本ルールがポンポン変更される点です。
そして追加されるルールは大体がめちゃめちゃな効果であることが多いです(笑)
基本ルールは先に説明した通り「山札から1枚引いて手札を1枚プレイ」です。
これを基本としてガンガンルールが変更になります。
当然変更されたルールは全プレイヤーに適用されます。
また、違うジャンルのルール変更は同時に適用され、同じジャンルのルール変更は最新のもののみ適用されます。
例えば、手札補充枚数の変更。
1枚引くルールが、2枚引く、3枚引く、などに変更になります。
5枚引くなんていうカードも。。。。カオスです(笑)
更に強烈なのが、手札プレイ枚数の変更。
通常は手札から1枚プレイなのが、2枚プレイ、3枚プレイ、などに変更になります。
手札全部プレイなんていう問題児カードも。。。。
何が手札にあったとしても全部使いきることに。
先の5ドローと合わせると、カオスが加速します(笑)
更に問題児なのが、特殊ルール系の追加カード。
例えば、数字+1の変更。
これは0~9までの数字が書いてあるカードの値を+1するルール。
1ドロー1プレイが2ドロー2プレイに。
そんな感じでカオスが加速します(笑)
他にもプレイ順が変更になったり、目的カードを場に出せる数が増えたり、場が特殊ルールによって色々と凄いことになっていきます。
ゲームの目的は、目的カードに書かれた条件を満たすことという割と単純なものなのに、それが簡単に変更されたり、基本ルールが変わってゲームが加速したり、プレイヤーが振り回されながらプレイする感じがこのゲームの醍醐味ですね。
↓人気ゲーらしくバージョン5まで出ています。
FLUXX(フラックス)感想
個人的おすすめ度は5点満点で3点位。
良くも悪くも凄いゲームです(笑)
一緒にプレイしたメンバー全員で首をかしげていました。
更に別のメンバーとプレイしてもやっぱり全員首をかしげていました(笑)
くびをかしげざるを得ないゲームです。
勝った人も含めて全員が
「・・・・・?」
って感じになっていました。
ルールが変更された結果、1人1人のプレイ時間が超長くなった挙句、自分の番の手前でリバースされて、結局その後他のプレイヤーのプレイを見ているがままで、自分の番が回ってくる前にゲームが終了したり。。。20分近く何も出来ずにゲーム終了(笑)
また、ゲーム開始後1周目で自分の番が回ってくる前にゲームが終了したり(笑)
と思えば、手札制限などで上手く立ち回れなくなり、結果、グダグダな長時間プレイを強いられたり・・・
勝った時は達成感というより、ようやく終わった感が強かったです(笑)
なんというか、もの凄いおバカゲ-という感じです。
このバカゲ-さを楽しんで盛り上がるためのゲームです。
戦略などは二の次で、カオスな状況を楽しむのが先です(笑)
ボードゲームとしてのバランスは、かなり大味なのは間違いないです。
頭の中で戦略などを立てて、計算して狙いを狙ってプレイするのは、ほとんど意味が無いです。
何故なら、次の自分の番になる頃には、色々ルールや目的が変更になっているからです。
勝つときは大抵はたまたま手に揃って勝ちました、とかそんな感じ。
こんな感じで計算したものがあっさりと崩れ去る感じで、コントロールが効かない点が個人的にはイマイチでした。
ほどよく練られたドイツゲーというより、ダイナミックさをウリにしたアメリカゲーという感じです。
もし気になった方いれば、是非チェックしてみてください。
そして一緒に首をかしげましょう(笑)
もしプレイした場の空気が悪くなったらごめんなさい(笑)
あくまでも私の感想ですし、意外に病みつきになる人もいるのかもしれません。
↓プレイヤーが思わず首をかしげてしまう面白ゲーのフラックス。