◆スルージエイジズ(Through the Ages/TtA/スルーザエイジ)の遊び方

どんなゲーム?

  • 古代から現代まで各時代を通して為政者となり、文明を発展させる
  • 勝利条件は、様々な生産施設や都市施設、軍事部隊などを発達させつつ文化点(=勝利点)を一番多く獲得すること
  • 拡大再生産ゲーだが、リソース管理上の制限が厳しく、無闇矢鱈に手を拡げることはできない
  • 3人プレイ推奨だが2人/4人プレイも可能
  • プレイ時間はかなり長い。BGAで人数×30分程度
  • 最初はシンプルルール、次にアドバンスド、慣れたらコンプリートという順で遊ぶのがおすすめ
  • 慣れるとコンプリート以外では物足りなくなる

シンプルルール

  • コンプリートから侵略や戦争の要素をなくし、時代Iまででゲームを打ち切るもの
  • 軍隊については取りあえず無視してよい
  • 黄色のトークンは人を、青のトークンは資源(と食料)を表す
  • 電球アイコン(=科学点)は、新たな技術を発明するためのコストを表す

発展の流れ

  • 人口を増やすには、食料2が必要となる(人口が増えるに従って必要となる食料が増える)
  • 初期の生産施設・都市施設に余剰人員を配備(=建設)するには、カードに書かれている資源が必要となる
  • カード列から取得した生産施設や都市施設を場に出すには、カードに書かれている科学点が必要となる
  • 場に出されたカードに人員(黄色トークン)が配備された状態になって初めてそのカードの効果が発揮される

序盤のプレイ例

  • 最初のターンはリーダー(緑カード)や偉業(紫カード)を取得する
  • これらのカードは人員を必要とせず、特殊な効果をもたらす
  • ターンの終わりに、初期配置にもとづく食料・資源・科学点が生産される
  • 2ターン目は、前ターンで生産された食料2で人口を増やし、資源2を消費して青銅の施設を建設する
  • 3ターン目は同様に、人口を増やし、哲学の施設を建設する
  • 以下、幸福度(後述)に注意しながら人口を増やしつつ施設や偉業を建設していく

黄トークン

  • 黄トークンは人を表す
  • 生産施設や都市施設に人を配備した場合、黄トークンをその施設そのものと見なす
  • 人を配備すること自体を「施設を建設」と表現する
  • 現在の幸福度を超える人員を配備すると、不満労働者が発生する
  • 不満労働者が余剰人員を上回ると暴動が発生し、全ての生産がストップする
  • 幸福度0では初期状態+2人、幸福度1では初期状態+6人、幸福度2では初期状態+8人、…が不満労働者の発生しない範囲となる
  • 幸福度は、宗教を始めとする各種施設や偉業などで上げることができる

青トークン

  • 青トークンは資源や食料を表す
  • 生産された資源および食料は、対応する生産施設の上に青トークンを置くことで表現される
  • 青トークン置き場を離れる青トークンが増えると、汚職が発生し、生産される資源が減少する
  • 生産施設のレベルを上げることで、場を離れる青トークンを節約することができる
  • 例えば青銅の代わりに鉄(時代I)を建設すると、青トークン1個で2資源を表すことができる


施設

  • 施設を建設するには、まず施設のカードを場に出す必要がある
  • 施設のカードを場に出すには、対応する科学点コストを支払う必要がある
  • 場に出されたカードを建設するには、余剰人員と対応する資源コストが必要となる
  • 同種の施設のレベルを上げる場合(農業に対する灌漑、青銅に対する鉄、哲学に対する錬金術など)は、既にある施設との差分のコストを支払って改良することもできる


カード列

  • カードの取得には、カードの下に表示されているだけの内政アクションがコストとして掛かる
  • カードはラウンド毎に左に詰められていき、古いカードほど低コストで取得できる
  • カードが尽きるとゲーム終了

カードの種類

  • 発明コスト(科学点)が必要なカードを総称して技術カードと呼ぶ
  • 青のカードは特殊技術カードと呼び、人員を配置せずに効果を発揮する

政治体制

  • オレンジのカードは政治体制を表し、革命か平和的体制変更によってプレイすることができる
  • 革命を起こす場合、全内政アクションを消費する代わりに、発明コストが少なく済む(括弧書きの方)
  • 平和的体制変更をする場合、1内政アクションしか消費しない代わり、発明コストが大きくなる(括弧書きでない方)


アドバンスドルール

  • シンプルルールに侵略などの要素が加わり、時代IIまでプレイするようにしたもの

政略アクション

  • 軍事カード(緑・紫など)を使用できる
  • 最初は軍事カードがないためパスしてよい
  • イベントカード(緑)をプレイする際は、今出したカードではなく既に置かれているイベントカードの効果が発揮される

軍事アクション

  • 軍隊も通常の施設と同様に建設/改良が可能だが、内政アクションの代わりに軍事アクションを消費する
  • 軍事アクションの余りの数だけ軍事カードを引くことができる

侵略

  • 政略アクション時、侵略カードを使用して侵略行為が可能
  • 侵略する側は、軍隊を解体することで一時的に軍事力を上げることができる
  • 侵略される側は、同様に軍隊を解体することで軍事力を上げることができる他、ボーナスカードを使用することもできる



コンプリートルール

  • アドバンスドルールに戦争の要素が加わり、時代IIIまでプレイするようにしたもの

戦争

  • 侵略と同様だが、戦争を起こしてから終戦まで1ターンの猶予がある
  • ボーナスカードは使えない

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最終更新:2015年02月15日 12:35