まさかの時のボードゲーム: テラミスティカ (Terra Mystica) 準備編 (1)


  1. ゲーム準備編
  2. 勝利条件編
  3. ゲームの進め方編
  4. 勢力編

ゲームの準備

まず最初に、ゲームボードを開いてテーブルの上などに置く。そして、ボーナスカードなどゲームに使うカードやタイルのセッティングをする。
ボーナスカードは、9 枚のボーナスカードから 5 枚をランダムに選んで(2人の場合)、ゲームボードの横に置く。



これがボーナスカード。他の恩恵タイル、町タイル、労働者コマ、アクションタイル、コイン、地形タイルなどをはゲームボードの脇に並べる。薬ケースみたいなものに入れておけば、出し入れの手間が少なくなる。



楕円形の黄色いタイルが恩恵タイル。同じ種類のものがあるので、まとめておくとわかりやすい。六角形のグレーのタイルが町タイル。写真では積んであるけど、この中から選んで取ることになるので、慣れるまでは並べて置いたほうがいいかも。×と書いてあるのがアクションタイル。1,2,5,10 という数字が書いてあるものがコイン。地形タイルは、円形のタイルで表と裏にゲームボード上にある地形と同じ模様が印刷されているもの。この写真には写っていない。

次にゲームボードに得点タイルをセットをする。ゲームボードを開いたら、8 枚の得点タイルから 6 枚をランダムに選んで、ゲームボードの左側の配置場所に表向き(数字やマークのある側を上)にして置く。



これが得点タイル。これをゲームボードの左側の位置に置く。



得点タイルを配置したところ。一番下(写真では右)が 1 ターンで、上方向に順に 2,3,4.5,6 ターンを示している。6 ターン目のところだけ、得点タイルの上にさらにゲーム終了トークンが右側に置かれている。各ターンにこれらのタイルに書かれている条件を満たすと、勝利点が得られたり、資源がもらえたりする。

次に、スタートプレーヤーとプレイ順を決める(セッティングする前に決めてもいい)。じゃんけんやコイントスなどでスタートプレーヤーを決める(ルールブックには「最近庭に苗床を作ったプレーヤーがスタートプレーヤーコマを取る」とある。この方法に従っても良い。庭のない都会ではどうするのか分からないけど。ドイツの家にはみんな庭があるらしい。なお、アグリコラ、ドミニオン、キングダムビルダー、カタンなど別のゲームで決めるのでも勿論良い。そのような提案は相手も喜ぶかもしれない。ただ、いつ決まるかわかんないけど・・・)。。プレイ順が決まったら、スタートプレーヤーから順番に勢力ボードを1枚選ぶ。ボードは 7 枚あり、裏表があるので勢力の種類は全部で 14 ある。



これが勢力ボード。2人プレイの場合、最初のプレイではウィッチとノマドを選ぶことがルールブックで推奨されているので、以下ではプレーヤがこれらを選んだものとしてセッティングしてみる。勢力ボードを受けとったら、勢力に対応する色のコマを受けとってボードに並べる。コマは色ごとにあらかじめ分類して袋に入れておくと、準備がしやすいかも。



ノマドの勢力ボードに黄色のコマを並べてみたところ。人形のコマ(司祭)と棒みたいなコマ(橋)はボードの横に置く。ボードの上に置くのと脇に置くのでは意味が違う((ボードの上にあるコマは資源として使えるものだけど、ボード外にあるものは「ストック」。資源として獲得するアクションを実行して、ストックからボード上に持ってこない限りは使えない))。小さい円柱のコマ(マーカ)のうち、2個をシャベルの絵がある場所の一番下の段と、船に 0 と書かれているところに置く((船の欄がボードにない勢力もある。その場合は特に何も置かない))。残りのマーカはゲームボード(六角形の地図のあるボード)と教団ボード( 1 から 10 までの数が 4 列書いてあるボード)に置くので、とりあえず横に置いておく。
勢力ボードの左上のエリアには、I,II,IIIと書かれたエリアがある。このうち、I,IIというエリアの下に書かれている数字の個数だけ紫のコマ(パワー)を受けとり、それぞれのエリアに置く。



これがパワーを置くスペース。ノマドの場合は、I は 5, II は 7 と書いてあるので、I にパワーを5つ、II にパワーを 7 つ置く。
それから、初期資源として勢力ボードの右上に書かれているコインと労働者コマ(色の塗られてない立方体のコマ)を受けとって、ボードの上に置いておく。ちなみにこれらの資源を置く専用のスペースは何故か無い。なので、私はキャラクターの絵が描かれているあたりに置いたりしてる。ちなみに、最初に置ける労働者コマ数やコインの量は勢力によって違っている。



初期資源を受けとったところ。これで、勢力ボードのセッティングは終わり。



ノマドの勢力ボードのセッティングが終了した状態はこうなる。



ウィッチの場合はこんな感じ。橙色のこけしみたいなコマは、スタートプレーヤーを示すコマ。

次は教団ボードのセッティングをする。教団ボードには、各勢力ごとに 4 つのマーカを置く。4種類の教団ごとに、初期位置をどこにするかは種族ボードに書いてある。ノマドの場合は、橙(火の教団)と茶色(土の教団)は 1 の場所に置き、残りは 0 の場所に置く。ウィッチは白(風の教団)だけ 2 の場所に置いて、残りは 0 の場所に置く。



このように、ノマド(黄色)は橙、茶色が各 1 と表示されている。



教団ボードにノマドのマーカだけ置いてみたところ。



ノマド、ウィッチの両方の勢力のマーカを教団ボードに置いたら、このボードのセッティングは終わり。

ゲームボードに勢力ボードから住居コマ(家の形のコマ)をウィッチは2つ、ノマドは 3 つ置く。コマを置くときは、スタートプレーヤーから順番に1個ずつ置いていく。(ただしカオスマジシャンだけは、全てのプレーヤーがコマを置いた後に置く)。勢力ボードから住居コマを取るときは、コマはボードの左側から取る。ゲームボードに置くとき、住居コマはどこに置いてもいいわけじゃなくて、コマの色と同じところに置かないといけない。でも、それ以外はとくに制約はない。ノマドが 3 つ住居コマ置けるのは勢力の特殊能力で、勢力ボードの右下にその能力が絵で描かれている。ウィッチには別の能力があるけど、準備段階ではとりあえず関係がない。



各勢力が住居コマを置いたところ。最初のプレイでは、できるだけ相手の住居に近い場所にコマを置いたほうがいいと思う。
ゲームボードの下にある、3 とか 4 とかかかれたマスの右側の六角形部分には、アクショントークン(×とかかれたトークン)を、それぞれちょっとずらした状態で置いておく。



トークンを置いたところ。写真では上下が逆になってるけど・・・。最後に、各勢力のマーカをゲームボードの縁にある「20」と描かれたマスに置く。



マーカを置いたところ。これのゲームマーカの縁が、現在の勝利点を表わすようになっている。これでゲームボードの設定は終わり。あとは、ゲームで使うトークンやタイルなどをセッティングする。



ボード、タイル、マーカなど全てを配置しおわったところ。

これで、ようやく準備はおしまい。見た目に大変そうだけど、タイル類を薬ケースなどに入れておいたり、コマを色別にまとめて袋かケースに入れるようにするだけで大分楽になる。収納を工夫しておけば、慣れれば数分で用意はできる(と思う・・・)。ちなみに、机の上に全てを設置しようと思うと、2人プレイでも机のサイズは最低でも 90cm x 150 cm くらいは必要になる。

ルール編に続く。

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