No.140
ゲシェンク
Geschenkt
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プレイ人数:3 - 5人
プレイ時間:約20分
プレイ時間:約20分
ルール難易度 簡単!
日本語化 不要
非常に簡単なカードゲームなのだが、こんなチップが入っていて1人、11枚ずつ持ちます。 そしてカード。3~35までの数字が書かれています。
このカードを山から1枚めくって場にオープンにします。
で、このカードを引き取るとそのカードの数字がそのままマイナス点になる。 なのでこのカードを引き取ればマイナス20点。 マイナス点とあっては、できれば引き取りたくないので
さっきのチップを1枚場に置くことでスルーできる だれも引き取り手がいないと、どんどんチップが溜っていく
カードを引き取ることにしたら、場に出ているチップも一緒にもらえる。
もちろん、このチップは再利用できる。 全てのカードが引き取られたらゲーム終了で マイナス点(カードの合計点)が最も少ない人の勝ちなのであるが・・ 引き取ったカードが、連番になっている場合は そのうち、最も小さい数字のみがマイナス点になる
つまりこの場合、10、11、12とあるのでこれはマイナス10点 それと20のカードがあるので合計マイナス30点となる。 さて、カードは3~35まで1枚ずつ存在するのだが 最初にシャッフルした後、9枚ランダムで抜くのである。 つまり、どの数字が抜け番になっているか 開けてみないと分からないようになっている。
Gimmler, Thorsten |
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プレイ記
父、母、妹、相棒と俺で5人プレイ さて、最初のカード。うーん、いきなり34はキツイ。。 相棒「チップ」 俺「チップ」 ・・・ たっぷりチップが溜まる。。そろそろ引き取り時かぁ?
父「じゃ、俺引き取る」
-34とともに大量のチップを獲得した父。 まあいいだろう 次は、、28 これもキツイなぁ チップが山盛りになっていく 母「じゃあ私、引き取るわ」
こちらもこちらで大量のチップを獲得・・ 次は、、
なんだこれは、でかい数字のカードが固まってんなー 次々とチップを放出 俺の残りチップ
ヤバし・・ 次、26が出る 母「これ、私引き取ってもいいの?」
相棒「お母さん28を持ってるので、このあと27を引き取れればマイナス26点で済みますよ」 俺「最初に抜いた9枚の中に27があったかもしれないけどね」 母「じゃ、いいわ。引き取る」 母「26、28、30ね」
しかし、その次なんと
相棒と俺は引き取りたくないので手番は母に・・ 母「もちろん引き取るわ^^」 くぅ~。。 俺、チップ残り1枚 さすがにチップが限界なので、でかいマイナスカードだが ここはチップを回収しにいく。
ほとんど俺と同じようなことをしていた相棒は、引き取りそびれてチップ0枚。 母「ちょっと見て、揃ったわよ」
なぬ~!!なんと26~30まで揃ってしまった こんだけ引き取ってるのにー26点で済んでしまっている。 しかも手元には大量のチップ 母「すごーい。ちょっとこれ写真に撮って残しておいてー」 ■結果 俺
妹
相棒
母「私、チップ入れたらー4点だわ」 ダントツ^^; でした
ルールは超簡単。5分説明したらすぐに遊べる。 プレイ時間も短いし、とてもお手軽。 総じてお手軽なカードゲーム類の中でも特に手軽と言える。 カード枚数も少ないし(30枚くらい)。 一応8歳~って書いてあるけど、2桁の数字が分かれば参加可能だと思う。 足し算は分からなければ大人がやってあげればいい。 手札がないゲームなのでアドバイスとかもしてあげやすいのもいいところ。 あまりいやらしい要素も無いので、なごやかに楽しめる。 引き取るか、スルーするかの単純な2択の中に ちゃんと考えどころやジレンマがあって面白い。 ランダムに9枚抜くというのも程よい運要素をもたらしてて良い感じだ。 チップが無くなってしまうと、強制的に引き取らなければならなくなり そういうところで足下を見られたり 他のプレイヤーが取ったカードを見て、自分の取るカードを決めたり。 ルールとコンポーネントのシンプルさの割には いつ、どのカードを引き取るか、意外と深いものを感じる。 ただ、システム的には少人数でもプレイ可能ではあるのだけれど これは明らかに多人数パーティ向き。できれば4人くらい欲しい。 その割には、若干だが盛り上がり要素に欠けるかなといったところはある。 そのへんが少々ちぐはぐな気がして残念ではあるのだが でも総合的に見れば、この簡単、手軽さでこの面白さは十分だと思う。 プレイアビリティも高いし、重めのゲームの合間とかでやるにはピッタリだ。 ファミリー向けのゲームとしてもとても優れていると思う。 記憶力も必要ないので、年配の人向けにもいいかもしれない。 なかなかの良作。JohnnyBet ツイート